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    『恩納ナビー2』

    更新 : 2016/2/15 9:42

    さて今回は前回紹介していなかったもう一つの琉歌を紹介させて頂きます。
    恩納松下に 禁止の碑たちゅす 恋しのぶまでの 禁止や無いさめ
    うんなまちしちゃに ちぢぬふえたちゅす くいしぬぶまでぃん ちぢやねさみ
    (恩納の松の木の下になにやら禁止の立て札が立っているというが、まさか男女の恋を忍ぶことまで禁ずるようなおふれではないでしょう。)
    1719年、これも尚敬王の時代の話です。中国副使節が北部巡察に出かける途中のことです。
    かつて、恩納村番所前の松の木がある場所は、恩納岳が見える立派な景勝地であり、若者達が毛遊びを繰り広げていました。
    毛遊びというのは、男女が夜の原に集まり歌い舞う遊びで、昼間の労働の疲れを癒す素朴な遊びでありましたが、王府では、男女の風紀の乱れを主張し禁止していました。
    こんなものを中国使節団に見せてはならないと、そこに禁止の札をたてたわけです。
    それをみたナビーが、「まさか、ここでデートすることまで禁止するものではないでしょう。」と笑っている姿が想像できます。もしくは、あなた方お役人様がお札を立てても、愛し合った男女の恋は邪魔できませんよ、と言いたかったのかもしれません。
    そして面白いことに、恩納松下の唄は、琉球古典音楽『恩納節』の歌詞となって、今日まで歌い継がれてきました。
    参考文献
    『文歌碑めぐり』 垣花武信・東江八十朗著 那覇出版社
    こちらの 歌碑は恩納村恩納の集落にあります。

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