宿番号:302051
【〜*どぶ汁鍋発祥の地*〜】
更新 : 2025/12/16 10:04
北茨城の冬の味覚“鮟鱇(あんこう)”を使った「どぶ汁」は
北茨城が発祥と言われておりますが、その由来をご存知ですか?
元々どぶ汁は、当時売り物としてはあまり価値のなかった鮟鱇を、
漁師が船の上で暖を取る為に食べ始めたとされています。
船上では真水が貴重なため、水は使わずに鮟鱇と野菜から出る
水分だけで煮込んだ、濃厚な漁師鍋が食されていました。
それが、現在の北茨城の郷土料理として名高いどぶ汁の始まりです。
名前の由来は、あん肝が溶け出して汁が“ドブのように濁る”ためという
説があります。
そして、当館でも “どぶ汁”をご提供しています。
実は当館の政井料理長が漁師の息子であり、
「本当のどぶ汁はクセが強く食べづらい」という理由から、
当館では特製のお出汁を少量加えて、召し上がりやすくご提供しております。
どぶ汁は、煮込めば煮込むほど味が濃くなるお鍋です。
お好みの濃さまでじっくりと煮込んで、鮟鱇とあん肝の濃厚なお鍋をお楽しみください!
冬季限定の、今が旬の味覚です。
ぜひ一度、北茨城のどぶ汁を召し上がりに来てください!
「漁師さんたちも船の上で、こんなお鍋を食べていたのかな?」と
想像を膨らませながら召し上がるのも楽しいかもしれません♪