宿番号:302188
ベイリゾートホテル小豆島のお知らせ・ブログ
内海漁協の魚市場
更新 : 2008/9/11 23:17
先日、当ホテルの地産地消の取組みとして
「室田さんの有機野菜」をご紹介しましたが、
もちろんこの取り組みは野菜だけではありません!
瀬戸内海に面する当ホテル・・・
もちろん美味しいお魚も食べて頂きたい!!
ということで、料理長が直接、魚市場に買い付けに行くことに。
(ホテルでは珍しく、独自で市場の買参権を持っているんです)
ホテルから10分ほどの距離にある『内海(うちのみ)漁協』で、
夜も明ける朝6時前・・・人が集まり競りが始まります。
入札は、まず重さを量って・・・
「○○で獲れた○○」と漁師さんから説明が。
このとき「朝ジメ」とか「宵ジメ」とかも申告があります。
※朝ジメ:その日の朝に魚をシメた(息の根をとめた)
宵ジメ:前日の夜に魚をシメた ということだそうです。
で、入札する側は、自分の目で見て、必要な場合は、漁師さん
に質問したり、触ってみたりして「この価格なら買ってよし!」と
いう値段をつけます。
その値段を木の板にチョークで書いて、元締めさんのいる
方へ向けて値段を提示(入札)します。
そして、元締めさんが、「○○(←落札者の名前)、○○円」
と、一番高額を提示した業者の名前を呼び、落札
落札した業者は自分のところへ運ぶ。
その場で魚をさばき始めるところもあります。
同じ品物でも、回を重ねて価格が上がったり下がったり・・・
とってもスリリングです。
直接買うことにより・・・
・低価格で地元の魚を仕入れられるのはもちろんですが、
・新鮮なものを実際に目で見て仕入れられる
・市場の人と交流して、まさに『旬』の情報を仕入れられる
という利点があります。
ネオオリエンタルでお食事をされる際には、
お魚にも注目してくださいね♪
聞いたことのない名前のお魚もあると思いますが・・・
それはきっと 『旬』 の 『地元』 のお魚ですよ!
※ちなみに内海漁協の競り方法は独特だそうです。
よく見る手で暗号みたいなサインをして入札するのでなく
一発勝負の方法でした。
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