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    6月上旬の風物詩

    更新 : 2020/6/18 18:39

    6月上旬の京都。
    京都では新緑の季節。
    紅葉の名所では青紅葉が素敵な姿を魅せています。
    そんな京都でも夜20:00を過ぎた頃からいくつかのある場所で素敵な姿を魅せてくれる蟲がいます。
    皆様ご存知。「蛍」です。
    蛍は綺麗な水が流れる場所でしか見られない。と、言いますね。
    この理由。
    実は蛍。幼虫の時は水の中で生活しています。
    その際、蛍のえさになるのが「カワニナ」という巻貝の仲間なのです。
    このカワニナさん。めちゃくちゃ綺麗好きで、雑排水の無い、一年中綺麗な水が流れる小石や砂がさらさらした水路を好んで住み着きます。
    なので、蛍は綺麗な水場にしか生息できないってことになります。
    そして京都にはそんな綺麗なお水が流れる場所がいくつもあるのでご紹介。

    1.哲学の道
    京都大学の教授が歩いた道。夜、物思いにふけっている時。ふと、蛍の光が目に入ったら難しい悩みもその瞬間くらいは忘れられそうですね。

    2.上賀茂神社
    上賀茂さんの「御手洗川」付近で蛍が乱舞します。昼間はちびっこが遊んでいたりするので、蛍も大変でしょう。

    3.宝ヶ池
    「椿の道」ではたくさんの蛍が舞い踊っています。
    ちなみに、この宝ヶ池に行くさい車やバイクを使う方は「狐坂」にご注意を。急カーブがあるので事故が多いそうです。

    4.清明神社付近の堀川
    この場所は知る人ぞ知る蛍の名所です。実は近隣住民の方々が「堀川に蛍の光を取り戻そう」という事で、川の中にカワニナが生息できる場所を人工的に作りました。
    その結果、毎年のように蛍が観れるようになったのです。
    ただ、この場所は住宅街のど真ん中にあるので鑑賞に行かれる方は絶対に大声を出したり近隣住人の方々に迷惑になることは避けて下さい。
    また、この場所には蛍を育てる為の募金箱も設置されているので、もしよろしければ気持ちばかりの鑑賞料を出してあげて下さい。

    最後に蛍を含んだ素敵な歌をご紹介。

    「さゆり葉の

    しられぬ恋もあるものを

    身よりあまりて行く蛍かな」藤原定家。

    解釈。

    夏の繁みに咲く小百合の花のように。人に知られぬ様にひっそりと想う恋もあるというのに。その想いを隠すことができずに身から光が溢れるように蛍が飛んで行く。

    小さく儚い蛍の光にこんなにも大きな想いをのせるなんて。昔の人はなんて素敵なんでしょう。
    片想いの一句でした。

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