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Another
更新 : 2021/3/23 15:04
みなさん、こんにちは!
本の虫Cちゃんがおすすめ本の紹介、第3弾でございます。
暑い夏が続いております。冷たい飲み物やアイスクリームで涼しくなるのも良いですが、背筋がゾクッとするような怖いホラー小説を読んで体の内側から冷たくするのはいかがでしょうか。
おすすめ本:『Another上、下』 著者:綾辻行人 角川文庫
あらすじ
1998年春、父の不在や自身の病気療養のため、母の実家に身を寄せ夜見山北中学校3年3組に転校してきた榊原恒一は、クラスの奇妙な雰囲気に違和感を覚える。クラスメイトで孤高の美少女ミサキメイの不思議な存在感に惹かれ、接触を試みる。しかし、クラスメイトの反応から彼女は恒一には見えて、他のクラスメイトには見えていないのではないかと感じる。謎は深まるばかり。そんな中、クラス委員長の桜木ゆかりが凄惨な死を遂げ、3年3組が直面している現実を知らされる。
読み進める度に、えーそうなの?と騙されつつ、次々と謎が明かされるので、物語の展開が早く、読みやすいと思います。内容はミステリー風ホラー小説で、上下合わせて700ページ近くあり、ボリュームがありますが一気読み間違いなしだと思います。『Another』は多くの方に愛されているので、その人気から漫画化やアニメ化、実写映画化にもなりました。
あらすじを読んでも分かる通り、時代設定が1998年と、今より20年以上前なので、今では当たり前に普及している携帯電話を持っている人が少ないです。また、電波の状況も今みたいに圏外を探す方が難しい状況ではないので、電話中も電波が乱れ言葉が聞き取りづらくなったりします。この、電波のつながりづらさが、物語の不気味さをいい感じに醸し出しています。
また、『Another』では語られなかったエピソードが、『AnotherエピソードS』として発売されています。
ちなみに『Another』から3年後の世界である『Another2001』(角川書店)が9月に発売予定です。
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