宿番号:302353
重陽には菊と栗となすびにオオサンショウウオ
更新 : 2021/9/9 5:07
陽数最大値が重なる「重陽の節句」きたぞ〜。
奇数は縁起の良い陽数。偶数は縁起の悪い陰数。
ってことは、9月9日は最高にいい感じってことですね。
逆に言うと。
陰数の最小値。つまり、2月2日は最高に陰な日ってこと?
なら、命名しましょう。
「9月9日は陽キャの日。2月2日は陰キャの日。」
ま、個人が騒いだところで認知されるわけもなく。
では、本日の重陽の節句でやっておいた方がいいこと〜。
・菊酒を呑む。
・栗ご飯を食べる。
・なすびを食べる。
・オオサンショウウオをながめる。
菊酒は皆様ご存じの通り。重陽の節句には欠かせない菊の花びらを酒に付け込んだもの。重陽の節句に呑むと長生きできるんです。
本来は蒸した菊の花びらを冷酒に付け込み、一晩寝かせたものを呑むと良いのですが、最近では冷酒の上に菊の花びらを散らして呑むのが主流です。
栗ご飯は収穫の秋の最高峰ですね。
この時期にとれる栗をご飯と炊き込み頂くのは庶民の楽しみの一つです。
個人的には堀川下立売にある「鳴海餅本店」さんの「栗赤飯」をお勧めします。
栗が大きくて、赤飯が美味しいのです。秋の味覚堪能です。そして、ついでに生菓子まで買っちゃって、贅沢しちゃいましょう。今時期は「亥の子餅」「月見団子」「栗餅」「栗蒸羊羹」がお勧め。
「くんち(九日)に茄子を食べると中風にならない。」と言われるほど、この時期のなすびは栄養満点。そして美味しいのです。
「秋ナスは嫁に食わすな」とも言いますしね。
あ、この言葉。実はいくつかの意味を持つのです。
1.秋のなすくらい美味しい物をあんな嫁に食べさせる必要はない。
2.お姑さんがお嫁さんをいびっていたり、いじめている姿を現す言葉。
3.妊婦さんには美味しすぎるこの時期のなすを食べさせたらダメ。だって、なすは体を冷やす効果があるから。
という感じです。3つ目は心優しく感じますね。
(中風ってのは平たく言うと脳梗塞の後遺症のことですね。脳疾患がもたらした後天的な身体的な疾患や頭痛です。)
そして最後のオオサンショウウオ。
この時期に繁殖活動が激しくなることと、オオサンショウウオの姿が数字の「9」に似ていることから京都水族館が2018年4月に申告して承認されたのです。
LINEの京都水族館を友達申請してLINEpayで100円精算すると本日の22:00からオオサンショウウオを鑑賞しながら寝落ちるイベントに参加できます。
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