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クロスホテル札幌(オリックスホテルズ&リゾーツ )のお知らせ・ブログ
クロスホテル札幌ONLY大切な人に食べてもらいたい野菜
更新 : 2015/10/5 11:17
現在制作中の、クロスホテル札幌広報誌「CROSS_met.」。
企画・編集担当の私は、10月からレストランと物販で取り扱う
十勝・芽室町の農家さんの取材に行ってきました。
この春から北海道が好きな人のための雑誌「北海道生活」と
タイアップをして、雑誌掲載の一部がクロスホテル札幌で体験できます。
10月号は野菜特集「とかちから」という若手農業者グループの
代表いずみ農園の泉さんと、自然菜園ふたばの宇佐美さんを取材しました。
1日目は、十勝の若手農業者・酪農・流通・レストランなど
約30名が集まり、これからの十勝農業を本気で変えていこうという「未来会議」。
ゲストとして元パタゴニア日本支社長のジョン・ムーア氏を迎え、
正しい野菜とは何か、今自分ができることは何か、これから何をしていきたいかを、
満天の星空の元のキャンプファイアーを囲んで午前2時まで語り合いました。
翌朝、十勝独特の雲一つない「十勝晴れ」の中の農園取材。
いずみ農園さんは代々芽室での大規模農業を実践。
お父さんの代から有機になり、土から農薬がなくなるのに10年、
安定した収穫ができるまで10年。有機の先駆けとして、
芽室も先陣を切っての有機農法は本当に苦労があったようです。
有機JAS認証をとり、有機野菜の宅配会社、高級青果店などの
契約農家として出荷しているほか、地元では
「いずみ農園のにんじん」として学校給食にも提供。
一方、自然菜園ふたばの宇佐美さんは、6年前からの新規就農者。
土づくりなど地元メンバーとのコミュニケーションを
取りながら学び、独自の方法も取り入れ200種類の野菜を作付。
整備された泉さんの農園とは、全く違う
自然に近い環境で野菜たちを育てている。
一番おいしいときを見逃さず収穫。そんな野菜は
近郊レストランや地元に毎日配達される。
多少不恰好でも安心で美味しい野菜を楽しみに待つ家庭。
作る人、食べる人すべての顔が見える理想の農業だと話していました。
クロスホテル札幌では10月、11月に限り、一般流通していない
この二つの農家の野菜を特別販売いたします。
安心で、安全はもちろん、本当の野菜のおいしさを、
ご自分のために、大切な方のためにも食べていただきたいと思います。
未来を見据え、土にこだわり、元気で生きる力を持った
“とかちから”の野菜をぜひお試しください。
企画 柏崎