当館にお泊まりいただいたお客様に、はたしてどのように大満足していただけるか。
どんな望みや欲求をもって、お客様はわざわざ当館に足を運んでくれるのか。

真夏の繁忙期を終え、秋の行楽シーズン真っただ中ではありますが、レセプションのスタッフ間では今一度自分たちや自分たちのお客様を見つめ直す時間が個々で増えてきています。

島の中心部から車でお越しになって、まずどうリラックスしたいだろうか
透き通る海を目の前に散歩したいという時に、どういった説明だと喜ぶだろうか
自分がお客様としてまた会いたいって思わされたあのホテルスタッフの笑顔ってどんな感じだったっけ

こういったアンテナや気付き、相手の感情を察知したり視野を広く保ち続ける能力が培われる秘訣って、経験以外の何物でもない気がします。ですがヒトひとりの経験値には限界がありますし、積み重ねるまで膨大な時間を要します。そこで私たちは経験の具体的な共有を始めています。

「五島で誰よりも遊べ」

こんなミッションがトップから降りてきました。
五島を満喫しに来たお客様に最高のおもてなしを提供するためには、まず自分たちが訪問者目線で五島を思いっきり満喫しなくてはいけない、と。チーム全員で五島のいいところを五感を駆使して体感し共有すべく、今日も誰かが自転車にまたがり、焼き立てパンをほおばり、夕陽に頬を赤く染めています。