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神秘なる諏訪湖に心癒される宿 上諏訪温泉 しんゆ(親湯)のお知らせ・ブログ
諏訪信仰と仏たち―知られざる上社神宮寺―
更新 : 2022/10/18 8:11
現在「諏訪神仏プロジェクト」として諏訪地域社寺25社が上下社神宮寺由来の仏像を一斉公開しております。
9月30日には諏訪大社上社にて「諏訪神仏プロジェクト」の開始を神前に奉告する神事、
「奉告祭」が執り行われました。
神職が祝詞を奉上し、僧侶が諏訪大明神に捧げる祈り「諏訪講乃式」を神前で唱えました。
拝殿で神職、僧侶がともに祈る光景が150年ぶりに蘇りました。
諏訪市博物館でも神仏プロジェクトの一環として企画展が開催中です。
6世紀半ばに仏教が伝来し、古代から中世には、神と仏をいったいのものとしてみる「神仏習合」という信仰が広がり、
諏訪社(現 諏訪大社)にも、上社・下社それぞれに多くの寺院や坊が作られるようになりました。
しかし、明治元年(1868)に新政府が出した「神仏判然令」が引き金となり、
全国各地で廃仏毀釈運動が起こりました。
これにより、五重塔をはじめとした歴史ある寺院や堂は壊されてしまいました。
しかし、多くの仏像は難を逃れ、諏訪地域の寺院などに移され、今日まで大切に保管されています。
今企画は、150年前に姿を消した諏訪社の「神仏習合」を、現代まで残された貴重な資料をもとに振り返ります。
◇期 間/2022年10月1日(土)〜11月27日(日)
◇休館日/月曜日・祝日の翌日
◇入館料/一般500円・小中学生150円(団体20名以上 一般400円・小中学生100円)
※諏訪地方在住・在学の小中学生は無料
◇開館時間/9時-17時(入館は16時30分まで)
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