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天女の館 羽衣ホテル(てんにょのやかたはごろもほてる)のお知らせ・ブログ
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徳川家康が愛した幻の茄子「折戸なす」を味わう★
カテゴリ:新プラン 2010年6月11日(金)〜10月15日(金)
更新 : 2010/6/11 14:56
旬の地元素材を使用した会席料理。
そして「折戸なす」を半切りにして、田楽でお出し致します。
夕朝食ともに「お食事処」となります。
■折戸なす〜徳川家康が愛した味を現代に復活〜■
初夢に見る夢が、縁起の良い順に「一富士、二鷹、三茄子」と言われているのは良く知られています。
なぜこうなったかは、諸説ありますが、もともとは駿河に伝わる格言で徳川家康が駿河の名物を、
高い順に並べた、あるいは家康の好物を並べたと言われています。
三保の折戸で取れた「折戸なす」は、かつて駿府の徳川家康に献上されていました。
あるとき、将軍が、この初茄子の値はいくらかとお尋ねになった際、
値を聞いて驚かれ、「一富士、二鷹、三茄子」とおっしゃったそうです。
家康の死後も毎年旧暦の四月になると駿府城代から江戸の徳川家に茄子を献上する慣わしが続きました。
しかし、今からおよそ80年前、野菜の品種改良が盛んになると共に、「折戸なす」は生産が途絶えてしまいました。
数年前、この幻の三保の折戸なすが遺伝資源として三重県の農水省野菜茶業研究所に保存されていることが分かり、
折戸なすを復活させようというプロジェクトがスタートしたのです。
現在でも栽培法を模索する日々が続いており、大量生産することが出来ませんが、
品種改良されていない江戸時代の茄子の味を、じっくりと味わってください。
とても濃厚で甘い味が致します。
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