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源泉の宿 萩本陣のお知らせ・ブログ
国指定史跡 伊藤博文旧宅 萩本陣より徒歩10分
更新 : 2012/7/21 15:52
松陰神社の近く、生け垣に囲まれた質素な建物です。
伊藤博文は、1841年9月2日(天保12)、当時の周防の国熊毛郡束荷村、今の熊毛郡大和町で、百姓林十蔵、母琴子の長男として生まれました。
1854年(安政元年)父が家族を連れて、萩藩の中間、水井武兵衛(伊藤直右衛門)の養子となり、この家に住むことになりました。博文14歳の時でした。博文が17歳の時に近くの松下村塾に通って吉田松陰の教えをうけ、尊皇攘夷運動の志士として活躍しました。 28歳の明治元年、兵庫県知事に赴任するまでの14年の間ここを本拠としました。
その後、明治憲法制定の任にあたってその功を遂げ、初代内閣総理大臣、枢密院議長、貴族院議長に就任するなど政府の要職を歴任しました。
内閣を組織すること4次、明治の元勲といわれ、政府の最高指導者となりましたが、明治42年69歳、ハルピン駅頭で凶弾に倒れました。
この旧宅は、茅葺き平屋建て(7室、建築面積8952平方メートル)で風呂場と便所が野外にある当時の農村にあった典型的な下級武士の住宅です。 伊藤博文の学業時代を偲ばせる貴重な史跡です。
【伊藤博文旧宅】
外観のみ自由に見学可能
萩本陣から徒歩約10分
朝の散策コースにおすすめです。
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