優先順位
更新 : 2020/4/15 7:54
『新型コロナウィルス』、今年に入ってから見ない日がないワードです。
とにかく見えないウィルスが相手なので、不安感が蔓延していると思います。
今後は、諺の『地震雷火事親父』のどこかにウィルスが入ってきてもおかしくないはずです。
少なくとも威厳をなくしつつある親父よりは怖いものであることは確かでしょう。
さて、地震と言えば4年前のこの時期に熊本地震がありました。
熊本地震の特徴は本震が起きてから、その後に関連の地震が多発したことです。
なんと、4か月で余震回数が2000回を超えたようです。
地元から離れられなかった方は、余震が来るたびにビクビクして過ごさなくてはならなかった
ことを思うと本当に耐えがたい状況だったと思います。
※ちなみにですが、阪神・淡路大震災(1995年)の4ヶ月後の余震回数は320回、中越地震(2004年)の場合で922回だったそうです。
ただ、この地震を経験された方々が真っ先に口にされていたのは、
命の大切さや生きていることへの感謝の気持ちでした。
国や社会は今、難しい選択を迫られている状況だと思います。ただ難しい局面ほどシンプルな考えが必要ではないでしょうか。
『命どぅ宝(ぬちどぅたから=命こそ宝)』
困難な状況になればなるほど、この言葉の意味が身に染みてきます。