宿番号:303948
山河の四季と共にあるがままの吾に環る茅葺の古宿 湯滝の宿西屋のお知らせ・ブログ
ほろりと甘く、昔懐かしい甘酒の魅力
更新 : 2010/2/12 14:00
女将が久しぶりに甘酒を作りました。麹ともち米を使った昔ながらの甘酒です。ほろ甘い味と麹の香りは、砂糖一切なしでも美味!
女将も若女将もこの甘酒が好きで、お泊りにいらしたお客様にぜひお出ししようと何度もスタッフと検討してはみたのですが…最近は好まない方が非常に多く、あえなく没に(苦笑)
「麹の匂いがダメ」「砂糖とは違う甘さの上に酸味があって苦手」
ズバリ、これが最も多い反対意見でした。えぇ〜っ、それこそが本物の味の証なのに^^;!みなさまのご意見も同じでしょうか?
調べてみると甘酒の歴史は実に古く、古墳時代にまで遡るようです。江戸時代頃は夏の飲物でしたが(季語も夏)、個人的にはやっぱり冬にアツアツを飲むのが一番おいしいと思うのです。しかも甘酒は「病院の点滴とほぼ同じ栄養」といわれるほど体にもいいのです!
100年戦士(!)といわれる写真右上の炊飯釜(現在はもっぱら甘酒専用)をつかって、ぜひいつか、印象深い冬のおもてなし演出をお届けしたいと一人考える若女将です。
8