宿番号:303948
山河の四季と共にあるがままの吾に環る茅葺の古宿 湯滝の宿西屋のお知らせ・ブログ
蔵から目覚めたラブリーな古布たち
更新 : 2010/9/11 17:28
時代の流れと共にその役目を終え、長い間使われていない昔道具の数々。西屋の蔵の中にはそんなたくさんの道具たちが眠っています。
今日は久しぶりに蔵に足を運び、まだまだ使えそうなものを探しに、虫干しがてら足を運んでみたのでした。中には、湯治場から改装した約30年前に引っ越しで移動したままの日用品から、どう見ても数百年は経っていそうな古道具まで所狭しと置かれています。明かりが暗いので、中はちょっとコワイ…(汗)
昔々の糸紡ぎ台や、ご先祖が重用していたであろう薬研(やげん・・・昔の薬調合器)や、写真ではお見せできないのですが、いやはや出てくる出てくる!さらに、着物好きにはたまらない和布&端切れの数々が、長持ちの中にどっさり入っていました(写真)。下の方はかなり風化?してしまっています。とりあえず傷みの少ないものをいくつか選んで、しばらく乾燥させることにしました。埃を取れば、さまざまな和物リメイクに活用できそうです。
…本当はまだまだ使える器を探して蔵を開けたのが本来の目的でしたが、途中からすっかり別の興味で時間をすっかり潰してしまったのでした^^;