玄関前の庭先で、雪の中から再び顔を出したスイセンです。暖かい日が来たかと思えば次の日の朝には20センチくらいの積雪、やっと晴れて来たかと思えばたちまち霧と雨…と、何度も何度も雪や雨をかぶりながら、それでも必死にお日様目指して背を伸ばしています。
今回の震災で被害にあわれたお客様が何組か当館にお越しになりましたが、皆様一様に命のはかなさと尊さを思い、「生きることの意味」を深くかみしめてゆかれます。今回の地震がもたらしたさまざまな悲劇と未来への一縷の希望を垣間見た気がします。
米沢市は、少しずつ流通経路が戻ってきたものの、まだガソリン＆物資の不足状態が続いています。でも、見えないところで着実に復興の道を歩んでいることもまた事実です。高速道路も今月末には一般車両のう通行が可能になり、来月中には新幹線も再び走りだせるようになるとのこと。失ったものの大きさは測り知れませんが、苦境にも決してめげない日本の底力を私は信じ続けたいと思います。
春になれば雪も解け、白布の山々は美しい新緑の季節を迎えます。新しい生命の芽吹きがきっと心に「元気の灯」をともしてくれるはず！！ぜひそんな癒しの景色に会いに、西屋にお越しください！！皆様に笑顔をお届けすべく、スタッフ一同、心よりお待ちいたしております。