私どもから徒歩で１０分程度の「旧岩崎邸庭園」が10月1日、2001年の開園から10周年を迎えます。

三菱財閥を築き上げた名家・岩崎家の本邸として建築された旧岩崎邸。戦後は最高裁判所司法研修所として利用されていたものの、1970（昭和45）年に同研修所が移転。以後、利用されていない期間を経て2001年に都立庭園としてオープンしました！

園内には鹿鳴館を設計したイギリス人建築家ジョサイア・コンドルの手によって明治時代に建築された洋館や撞球室（ビリヤード場）のほか、和館と芝庭などが設けられ、国の重要文化財にも指定されています、そして併せて、岩崎家に関する資料も展示されています。

同園の國分亮子さんは「建築に興味がある方や、50代前後のシニアの方の来園が多い。大河ドラマ『龍馬伝』が放送された際には、岩崎弥太郎とともに当園が注目を集め、年間平均20万人だった来園者数が例年の1.5倍にまで膨れ上がった」と話しています。

館内を案内をして頂ける、ボランティアの方が実に詳しく岩崎邸、岩崎家の事を放してくれて、より楽しむ事ができます。

開園時間は9時〜17時。入館料は、一般＝400円、65歳以上＝200円、小学生以下と都内在住・在学の中学生は無料です。