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  • ところでなんで杜の都って言うの?

    更新 : 2013/5/9 18:59

    いつも三井ガーデンホテル仙台をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。

    今回は仙台の歴史について触れたいと思います。
    仙台…、よく「杜の都」と聞きますよね。
    なんとなく雅やかな響きがします。
    ところがつい最近まで、どうして「杜の都」と呼ぶのか由来を知りませんでした。
    この春に遠方から転勤してきましたので、せっかくだからその由来と、歴史を調べてみました。

    江戸時代、伊達政宗が治める仙台藩は農民よりも侍の方が多い武士の町でした。
    多くの武家屋敷では樹を植えていて、城下町を美しく彩っていたそうです。
    また、現代でもそうですが、仙台は風の強い土地柄です。
    当時は景観よりも防風の目的で植林をしていたようでした、当初は「森の都」とも呼称されていましたが防風の意味合いが強いことから、後に「杜の都」と改められるようになりました。

    当ホテルの近くにも錦町公園や勾当台公園など、緑豊かなスポットが多数あり天気の良い日は散歩するのもお勧めです。
    私も勤務を終えた後に1駅分ほど歩いてみて(運動不足解消のためでもあります笑)、ホッと息を抜いています。

    明治時代に入ると、「森の都」の名称もじょじょに浸透し、大正時代には仙台の愛称として定着していきました。
    ところが第二次世界大戦末期の空襲で、仙台市街は大きな被害を受け「杜の都」とは程遠い姿になってしまいました。
    戦後の復興事業の一環として道路の舗装と植林を行い、現在の美しい町並みを取り戻したのです。

    江戸時代に主流だった屋敷林(スギ・マツ等)ではなく、ケヤキを植えることで、より一層「杜」の雰囲気を造り、今では定禅寺通り等のメインストリートはとても人気のエリアです。

    仙台市内を巡回している観光バス「るーぷる仙台」も博物館や植物園、定禅寺通りを通っていますので観光のツールとしてはとてもお勧めです。
    当ホテルのフロントでも1日乗車券を販売していますが、とても人気で平日でも購入されていく方が多いですよ。

    簡単にではありましたが、仙台の歴史を紹介させていただきました。
    ビジネスや観光など目的は様々かと思いますが、仙台という街を少しでも楽しんでいただければ、喜ばしい限りです。
    「杜の都」で皆様にお会いできる日を楽しみにしています。

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