松江歴史館 企画展「旧制松江高等学校」
更新 : 2021/4/19 11:10
旧制松江高等学校(略称は淞高)は島根県で初めての、待望の高等教育機関として、今から100年前の大正9年(1920)に設置され、大正10年(1921)4月16日に初めての入学式が行われました。
旧制松高の卒業生には、松江市生まれで被爆の経験を記した『長崎の鐘』などで知られる医学者・永井隆(ながい・たかし 1908−1951)、雑誌「暮しの手帖」の編集長・花森安治(はなもり・やすじ 1911−1978)や、日本マクドナルドの創業者の藤田田(ふじた・でん 1926-2004)などがおり、各界の第一線で活躍する人物が多数、旧制松高から巣立っていきました。
全国から研究者や学生が集まり、学術研究や教育を担うという役割は、後身の島根大学に現在も受け継がれています。
学生たちの学びや暮しについて、翻弄した社会の情勢もまじえ、当時の資料を基に紹介します。そして大正・昭和時代の写真から、懐かしい松江の街のようすもお楽しみください。
■ 期 日 ■
2021年04月16日(金)〜2021年06月27日(日)
【開館時間】9:00〜17:00
※観覧受付は16:30まで
【休館日】毎週月曜日
※ただし5月3日(月・祝)は開館、5月6日(木)は休館
■ 会 場 ■
松江歴史館 企画展示室(松江市殿町279)
■お問合せ先■
松江歴史館 TEL:0852-32-1607
詳しい情報は松江歴史館公式HPでご確認ください
https://matsu-reki.jp/
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