宿番号:304885
杜の七種のお知らせ・ブログ
みあれ祭り 海上神幸に参列しました!!
更新 : 2016/10/15 20:27
(※記事の続きはPCまたはタブレットでご覧いただけます。)
毎年10月1日から10月3日まで、宗像大社秋季大祭がとり行われます。
初日は筑前大島から神湊(こうのみなと)までの「みあれ祭・海上
神幸」があり、この神事は750年前から続いているといわれています。
沖津宮(沖ノ島)の田心姫神(たごりひめのかみ)と中津宮(大島)の
湍津姫神(たぎつひめのかみ)のご神体を、神湊でお迎えされる
辺津宮(宗像市田熊)の市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)まで
御座船でお送りするのですが、この御座船の周りを取り囲むように
宗像七浦の100隻以上の漁船が色とりどりの、大漁旗・幟ををはためかせて
玄界灘を約一時間パレードする、勇壮な神事です。
今年は「宗像沖ノ島と関連遺産群」の世界遺産登録に、日本政府から
正式にユネスコの世界遺産センター(イコモス)に推薦されたことから、
240隻を超える漁船が参列し、例年にも増して壮大な海上神幸になりました。
私たち杜の七種のメンバーは、午前7時30分に宗像市の鐘崎漁港を
出航して25分ほどで大島に入港しました。
曇りの天気で、雨が降り出しそうな様子・・・・・
みあれ祭スタートしたら「沖合いの波は大丈夫かな?」と
少し心配です。
正面の鳥居の奥にある石段の上に中津宮があります。
この中津宮には宗像三女神の次女の湍津姫神(たぎつひめのかみ)が
まつられています。
筑前大島は七夕伝説発祥の地といわれていて、中津宮に続く石段の
左側には「織姫神社」、右側には「牽牛神舎」があり、毎年旧暦の
七夕に夕刻から神事が行われます。
今年も鐘崎漁港の「若潮丸」グループのお世話になりました。
右側の2隻目から左に向かって、若潮丸・POLARIS・DOLPHINです。
DOLPHINは、鐘崎漁港唯一のクルーズ船で乗り心地は快適!
ぶどうの樹の海エリアと森エリアでご提供する新鮮な活イカは、
鐘崎漁港を基地とする漁師さんのご協力によるものです。
大感謝です。
大島漁港で出向を待つ漁船群です。
中央の「国家鎮護」幟が御座船をあらわします。
9時30分の出航の時間がせまってきました。
大漁旗をはためかせての出航です。
風が強まり、雨も降ってきました・・・・・
これから約一時間、どうなることでしょう。
僚船の若潮丸です。
舳先に乗っているの二人の小学生は、若潮丸船長のお孫さん。
荒波をものともせず、みあれ祭を楽しんでいます。
漁師の血筋! お見事!!
小学生に負けじと、おじさん達も頑張っています。
でもどうやら頑張り方が違うようですね。
少し飲みすぎかな〜
荒波の中を神湊に向かう240隻を超える漁船群です。
七浦の漁師の皆さんが大漁に感謝。
大島を出航して約一時間。ご神体が神湊に上陸されたのち、
鐘崎漁港にもどります!
不思議なことに、鐘崎漁港に入港してすぐに雨・風が止み、
晴天になりました。
例年、ご神体が上陸されると晴れになるそうで、不思議な
パワーを感じました。
★ブログのふろく★
これはイカ釣り漁をやっているのではなく、「ビール漁」
なのです!
それにしてもうまい具合に、たも網に次から次へとビールが
吸い込まれていきます。
関連する周辺観光情報