宿番号:304893
知床第一ホテルのお知らせ・ブログ
めくるめく紅葉と大嵐(知床のある日とある日)
更新 : 2007/10/4 9:11
これも2枚、写真が入れられず、めくるめく紅葉写真はどうぞフォトギャラリーでご覧下さい。
あと10日もすると“滅茶苦茶寒いわぁ”都会からのお客さん“でも10℃近いですよ”管理人“大阪じゃあ25℃超してたわなぁ、20℃はちゃうわ”続いて“明朝は零度ちょっとですし、クルーズも90%欠航ですからその心算でご予定を”“えー!船ぇ乗りに来たんやでぇほないったい何するんや”こんな会話を交わす事が多くなる。あるいは“晩秋〜初冬に行こうと思っているんだが、夜中にこのHPの写真や映像を見ていたら恐くなった”とかメイルが入ったりする。(ヒグマ)で、ここに2枚の写真を入れてみた。去年の同じ10/中旬の写真で、無論2枚とも事実としては一点の嘘も誇張もない。
で、オドロオドロしくも!知床の自然をヘーゲルの弁証法風に弁解しようと考えたのである。旅人が知床の秋を考えた時、誰でも上の写真をお考えになるだろうし当然期待もされるだろう、しかるにこちらをテーゼ(正)とする。しかし現実にはのんびり写真なんか撮るどころではなく(吹っ飛ばされる)巨大テトラポットの山ごとコンクリ波止をカッサラッテ行った下の大波も事実であって、こちらは旅人から見れば冗談じゃない光景だろうから、コレをアンチテーゼ(反)とする。スルト2つ合わせて生じるジアンチテーゼが知床の現実である!っとならないだろうか?
この2つは対立はするがあっちが素晴らしく、こっちが酷ぇっと云うことは本質的には有り得ない、アルのは人間の都合だけだ。この対立が相互に止揚しあって知床の現実がある!っと云うことで、どちらの日に滞在されようと、在るがママに下の場合は“マ、しょうがねぇべ”と受け取り“凄ぇさすが知床”っと喜ぶのは無理だろうが、せめて驚いてもらうとシミジミ有り難いと思うのであります。例えれば楽園・ハワイだって、去年の大地震で人気者パク・ヨンハ君も裸足で40階から避難したそうな。楽園ばっかじゃないのよハワイだって故こそハワイ島大自然は惑星・地球の白眉なのでありまして、、、、