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知床第一ホテルのお知らせ・ブログ
亜寒帯の黄葉&紅葉パッチワークを撮りに来て!
更新 : 2007/10/6 8:26
普通の日本人の記憶といおうか認識の片隅にでも、日本列島は亜寒帯、温帯から亜熱帯までの気候帯に属している、なかでも北海道だけが亜寒帯に属しているという認識が未だ残っている(なにしろ小学か中学で習ったきりだろうから)方々が、何割位残っているだろうか?地の果て・知床へいると時折、考えることがある。地球温暖化が益々進みつつあり、函館じゃ2月に桜が咲いたとか!一昨年は大騒ぎしたような。そんなこんなの事情を考えるとどうも、そのような認識がとみに無くなってきたような気がしている。ところがここは今でも間違いなく亜寒帯に属している。
それが一番分るのが今からの紅葉の時期だ、普通、日本では紅葉と呼び書くが、ここ亜寒帯の知床では黄葉と書いた方が正しいだろう。7割以上の黄葉に3割以下の紅葉だから。黄葉は当たり前だが木々の葉っぱだから、植生の違いだけがその原因だ。分りやすい例が。ここよりはるかに寒い、例えばアラスカの原野に誰も木を植えたりしないから(例外は無論あるだろうが)原生林がバーチと呼ばれる樺類がそのほとんどを占めているのが黄葉だらけ(アラスカじゃ9割)の所以になる。で、大変手前味噌で申し訳ない気もするが、ここ知床の6対4の黄色と赤色は、日本人の感性に“おぉおお?!”驚きを与えるようだ。“こんな紅葉が日本にもあったのか?!”最初はお気づきにならないお客さんも、そのうち、黄に赤が映えてなかなかイイデワナイカ!お庭造り風のアチラコチラの紅葉も良いが、この桁違いスケールの黄葉&黄葉のパッチワークも日本離れして、なかなか!となる。
“この角度から撮ったのがあの!プロの一枚よ”とか、とてもは言えない?
(場所が探しようの無い広さ)どこから撮ってもそこそこには誰でも撮れる
フォトハンティングにお越し頂きたいものだ。