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夢のつり橋
更新 : 2010/10/18 20:37
早朝の夢の吊橋を見たくて、奥大井まで行って参りました。
最近はめっきりと涼しくなってしまったので、早朝でも川霧や霞のかかった景色は期待が出来ませんでしたが、秋の透明な空気が感じられたらいいなと、吊橋までの道を急ぎました。
この道はかつての森林鉄道の軌道敷跡を利用して整備された遊歩道で、途中にトイレが設けられていたりして、歩きやすく気が配られた道でした。
明るくなってみると背後の山から日が昇るまでの間は景色の変化もそれほどなさそうなので、先に飛龍橋まで向かいました。
高さが70mあるという、昔、森林鉄道のトロッコ列車が通っていた橋ですが、木々の繁った山を背景に谷間に架かった様子や、橋からの眺め、又、その途中の道から遠くに見える夢の吊橋はとても印象的でした。
ようやく到着した夢の吊橋は、静寂の中濃い緑色の湖水にかかった橋で、これも又、とても印象的でした。
この湖水の色は、よくエメラルグリーンとか、刻々と色が変わると言われていますが、この時は陽射しが当たっていないせいもあり、翡翠色をしていました。
吊橋を渡るとすぐに急な坂となるのですが、その坂や橋、階段などに名前が付けてあり、中でも「やれやれどころ」と名付けられた所は、まさに言い得て妙。おそらくその場に立った多くの人が「やれやれ」と思われるのではないでしょうか。(なぜかは実際に行って、お感じになって下さい。)
坂を上って飛龍橋へ逆からたどったり、森林鉄道で使われていたトロッコ列車が飾ってある展望台へ行ったりしていると、ようやく太陽が顔を出したので吊橋まで戻りました。
湖面に日差しが達しだすと、日が差している所と差していない所のグリーンの色の違いのコントラストが非常に綺麗でした。
全体に日が差すまでずっといたかったのですが、お昼ぐらいまでに戻らねばならぬ用事があり、夢の吊橋を後にしました。
寸又峡からの帰り道は、普段の夕方の帰り道とは景色が変わって見え、あちこちで面白そうな場所やお店の発見があり、車を降りて歩き廻りたいという気持ちでうずうず致しましたが、断念をして車を進めました。
中でも「わさび大福」の看板には非常にときめき、食べてみたいという、いやしい気持ちがむくむくと湧きあがり、それを抑えるのが大変でした。
次回、紅葉とあわせて訪問するのに楽しみが出来ました。ぜひ、また訪れたいと思います。
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