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医王山薬王院油山寺
更新 : 2011/1/4 13:32
油山寺(ゆさんじ)は遠州三山のひとつで大宝元年(701年)に行基が開山した古刹です。天平勝宝元年(749年)には、孝謙天皇が眼病平癒を願い、寺内の「るりの滝」の水で眼を洗浄したところ、全快したので勅願寺に定めたとされています。又、油山寺の守護神軍善坊大権現は足腰に利益あらたかである為、古くは東海道を旅する人の信仰を集めて今に続いており、油山寺は「目の み仏」「足腰の神」として多くの人が参拝に訪れています。
境内を歩いていて、あちこちで目に付くのが、「世界一願いの叶う大念珠祭」の看板です。これは、以前境内にありながら台風で倒壊してしまった千年槇を材料にして作った、総丈120mの「世界一の大念珠」を使って3年に1度行われる大祭の事です。「世界一(願いの叶う)大念珠、祭」と「世界一願いの叶う、大念珠祭」が掛けてあるようで、洒落を感じて楽しく思います。
他にも国道から分かれてお寺に向かう道路の交差点には、ミニ三重塔がてっぺんにのった「国宝 油山寺」と書かれた大きな看板があるのですが、よく見ると「国宝」の国と宝の字の間に小さな之(の)の字が。おかげで以前、私は油山寺の三重塔は国宝だと、ず〜と思っておりました。
是非、近くにお越しの際には、行って見てはいかがでしょうか?