毎度、お騒がせしております。ひずろです。

ようやく、ジメジメとした真夏の天気からカラリとした秋の暑さへと変わって、朝晩が幾分、過ごしやすくなって参りました。

本日は、鹿児島市電「新屋敷電停」をご紹介いたします。
新屋敷の由来について、いくつかの文献をあたりましたが、ハッキリした内容のものが見当たりませんでした。薩摩藩政時代には「新屋敷通町」と呼ばれており、明治時代に「新屋敷町」に改名されたとあります。新屋敷と言う地名は全国に見られますが、大体において、新しく開拓した土地に住居を建てて集落を成した場所が多いようですので、鹿児島の新屋敷も同様ではないかと思います。

この新屋敷電停がある交差点、実は「七差路」になっており、市内のあちらこちらに向かう岐路となっています。歩道橋から見渡すと、市電が通り、車が行きかう様子が非常に面白いです。写真右手の茶色い建物は「公社ビル」と呼ばれ、市内で最も古い高層住宅（16階建て）で、スーパーや歯科医、衣料品店、美容室、飲食店等々が入っており、利便性の良い場所となっております。