アパホテル＜鹿児島天文館＞のお知らせ・ブログ

さて、「噂」と言えばという流れで
私はフリートウッド・マックというバンドの名盤、アルバムタイトルが浮かんでいましたので個人的に思い入れがあるアルバムの話からひとつ

私が洋楽を聴くことに目覚めた10代の半ば頃に、小遣いを貯めて購入したレコードでした。
今でもお気に入りの作品なんですが、初めの興味を持つきっかけは、ジャケ買いだったような記憶があります。

長身の男性と魔女のような女性が写ったジャケットに妙に惹かれて欲しくなったのかもしれませんが、これが後に凄い作品だと知ることなったのです。

フリートウッド・マックの始まりはブルースロックで1967年結成のイギリスのバンドでした。
脱退やら紆余曲折があった後にリンジー・バッキンガムとスティーヴィー・ニックス、新たな２人のメンバーが加わりガラッと音楽性がポップ色に変わってしまい、そこから絶大な人気に火がつくわけですが…

この「噂」(原題：Rumors)というアルバムは1978年のグラミーで最優秀アルバム賞を獲得、売上も大ヒット！
しかし、このアルバムの制作を20年後に振り返るドキュメンタリーがあって観賞した時は、意外な真実があったので驚きでした。
まぁ、今ではネット記事でも調べられますが、レコーディング期間中のメンバー間の関係は最悪だったそうで、普通ならばバンド解散でしょうね(^.^;

リーダーと２組のカップルからなる５人のバンドは、互いに当てつけともとれるような歌詞や作風を盛り込み、ある時は衝突し、レコーディングを続けます。

作品はメンバー同士の感情がぶつかり合ったストーリー性もあったりするので、何となく歌詞の深読みも癖になってしまいます。
仲が悪い状態でも、こんな名盤を作ったバンドですからビートルズも然り、今でも聴けば色褪せない魅力があるのかもしれません。

ところで、『火の無いところに煙は立たない』という噂に関する表現もありますけれど、無責任な中傷も意図的な辛口意見もある世の中ですから、時には水をかけてフラットでいたいと思ったりするこの頃。
そんなイメージに合いそうな田中達也さんの素晴らしい作品の写真を保存フォルダの中から１枚、掲載させて頂きます。

作品タイトルは『辛い辛い！水をくれ！』

唐辛子(ﾉ∀`)効いてます。

それでは皆さん、お元気で！