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ソウルマンのリスト【No.47 人生は廻っていく】
更新 : 2025/7/16 1:52
2年ほど前の春、以前の私の独り言シリーズブログで歌舞伎について少し書いたことがありました。
「春から縁起が良い」という台詞が有名な演目『三人吉三』という話に触れたのですが、今回は大絶賛されていると評判の映画『国宝』を観賞してきました。
「芸のためなら〜」(^^♪という演歌もありますが、この作品の主人公には悪魔と契約を交わし、人間として大切なものもすべて投げ売ってでも表現者として生きる狂気を感じるぐらい、圧倒的な吉沢亮さんの演技力でした。
もちろん、大河ドラマにも現在主役で出演している横浜流星さんをはじめ、他の俳優さんの演技も素晴らしかったです。
自分自身の計り知れない事に翻弄されていく、天才的な役者の波乱万丈な人生を描いていて、やがて国宝と呼ばれる存在に化けていく女形の歌舞伎役者の名声と孤独、繊細で重厚な人間ドラマが圧巻な作品でした。
劇中、近松門左衛門原作で有名な『曽根崎心中』という演目が出てくるんですが、私はこの話は1978年に製作された映画版のDVDを所持していて観賞したことがあるので物語は知ってました。
お初を梶芽衣子さん、徳兵衛を宇崎竜童さんが演じていて、かなり印象深く記憶に残ってます。
多分、この物語を知ってるほうが映画『国宝』の観賞を尚更に楽しめるかもしれません。
さて、芸の道は厳しいものだと感じる映画で語呂合わせ、
マーヴィン・ゲイが頭に浮かんできた私の今回の脳内ミュージックは、「エイント・ノー・マウンテン・ハイ・イナフ(Ain't No Mountain High Enough)」
マーヴィン・ゲイ&タミー・テレルのモータウンクラッシック
デュエットの名曲です。
この偉大なソウルシンガーも数奇な運命を辿ったアーティストでした。
どんな高い山でも♪
紆余曲折あったとしても、廻っていくのが人生なんでしょうね。
それでは皆さん、お元気で!
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