今から約４０００年前の噴火により、火山噴出物の一種であるスコリアや火山弾が火口の周辺に降り積もってできた大室山は、伊豆東部火山群の中で最大級の大きさを誇るスコリア丘。
　山全体がカヤで覆われ、なだらかな曲線が美しい大室山は、パワースポットとして広く知られ、年間を通じて多くの人が訪れる。

また、毎年２月に行われる恒例行事「山焼き」で、真っ黒となり、その後、春の若葉の季節に黄緑、夏草に覆われるころには深緑、秋にはススキの銀穂がたなびき、季節ごとにさまざまな表情を見せる。
２０１７年５月にリニューアルしたバリアフリー対応のトイレは、「天空トイレ」の名前そのままに“景色が楽しめるトイレ”として観光客に大好評。女性トイレ内には、キッズトイレ、ベビーシート、パウダースペースを設置し、オストメイト（人工肛門、人工ぼうこう造設者）対応設備付きの多機能トイレも設けた。
大室山の形をモチーフに、トレードマークである萌黄色をした「おおむろもえぎ」、スコリアの色そのままの「おおむろすみ」、金運アップ効果があるとされる「おおむろこがね」の３種類があり、ダントツの人気ナンバーワンはやはり「おおむろもえぎ」だという。
　近くにある伊豆シャボテン動物公園の人気者「カピバラ」をモチーフにした「幸せのカピバラ」も販売している。

新緑の季節から夏にかけて、見事な緑に覆われる大室山。

伊豆高原のシンボルです！