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第1回は今から79年前!下田黒船祭、今年は5/17から
更新 : 2013/5/8 0:02
今日、Yahoo!ニュースの地域トピックスに興味を引くニュースがありました。
そのニュース記事は
「友好の壁時計復活 第1回黒船祭で下田小に米側寄贈」という記事。
その内容は
1934年に下田市で開かれた第1回黒船祭のときに、アメリカ側から静岡県下田市立下田小学校に送られた、壁時計が、時計職人の手によって修理され、また時を刻み始めた。というもの。
このニュースにはいろいろな驚きがあった。
・79年前に日米友好のしるしとして、下田の小学校にアメリカから時計が贈られたということ。
・その時計がまだ残っていて、修理をへてまた動き出したということ。
・今日では、伊豆半島では最大級のイベントとなっている黒船祭が79年もの昔に日米友好をテーマの一つとして始まっていること。
日本国中、伝統の祭りは数あるが、その多くは豊穣とか大漁とか寺社仏閣に関係するものが多いと思うが、「日米友好」「世界平和」などをテーマにした80年近くも続いているイベントはなかなか他には無いのではないでしょうか。
下田は日本の歴史で、出島という専用的に作られた商業的特区を除いて、はじめて外国人に自由に歩るいていい交流していいという「遊歩権」を与えられた地。一般市民レベルでの国際交流を初めて経験したのが当時の下田の人々と言われています。
そんな歴史がある街だから、79年前に始まり、太平洋戦争を挟んだ後も今日まで「黒船祭」が続いているのかもしれません。
現在の黒船祭も、アメリカから要人が参加し、下田市長が迎えるという公的な行事もありますが
パレードに、花火大会、仮装大会、町中開国露店市、射的、ゆるきゃら大集合、着物ショー、フラショー、米海軍バンド演奏、街中ライブ、大道芸、軍艦見学など期間中さまざまな催しがいっぱいです。
是非、下田が幕末にタイムスリップする3日間、「黒船祭」 遊びに来て下さい!