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まもなく開花【高津宮】
更新 : 2024/3/26 0:36
桜の季節が訪れました。
大阪では大阪城公園などが桜の名所としてお馴染みですが、当館から徒歩10分の場所にある桜の名所を紹介致します。
今回紹介する高津宮(高津神社)は、貞観8年(866年)、清和天皇の勅令によって難波高津宮の遺跡が探され、あったと定められた地に仁徳天皇を祀る社が建立されたのが始まりとされています。
700年後、正親町天皇の天正11年(1583年)、豊臣秀吉が大坂城を築城した際にご神体を現在地に移しましたが、第2次世界大戦時の大阪大空襲で神社は悉く全焼してしまい、現在の社殿は、戦後に再建されたものです。
宝くじの当たるパワースポットと知られており、その所以は古典落語[高津の富]で、富くじ(現在の宝くじ)は寺や神社の修理基金を集めるのが目的で、江戸時代盛んに行われていました。「高津の富」は高津神社が舞台となった落語で宿賃を踏み倒そうとした男がなけなしの一分の金で千両を当ててしまった話があり、その舞台となったことから宝くじのパワースポットとなったそうです。
古典落語では他にも「高倉狐」「祟徳院」の舞台として知られ、古くから大坂町人の文化の中心地として賑わっていました。現在も境内にある「高津の富亭」で、五代目桂文枝一門による落語の寄席が定期的に行われており、桂文枝の石碑もあります。
4月上旬は境内および高津公園にぼんぼりを立てて夜桜を公開しており、季節は過ぎてしまいましたが、桜だけじゃなく梅林もお馴染みで、美しい梅の花を咲かせることでも知られています。
都会の中のパワースポットで桜の観賞はいかがでしょうか?
参考文献:高津宮公式ホームページ 大阪公式観光情報
写真:筆者撮影
フロント 森
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