トド鳥のお話☆☆☆
更新 : 2019/10/15 1:48
昔あるところに、老夫婦がいて、ばあさんはいつも畑まで弁当を届けていました...
働き者のじいさんは、弁当をいつも楽しみにして仕事をしていました...
ある日、いつものように、弁当を届に来たばあさんでしたが、
遠くから、働くじいさんを見て、あと少し耕したら弁当を渡そうと考えました...
しかし「そのあと少し」はどんどん先延ばしにされ、ばあさんの顔は欲で醜くなりました...
じいさんは、弁当を待ちつづけながら仕事を続けて倒れ、そのまま死んでしまいました...
ばあさんは正気に返りましたが、自分の愚かさを嘆き、鳥になってしまいました...
その鳥の鳴き声は「じーさん、すまんかった」と聞こえるそうな...