宿・ホテル予約 > 愛知県 > 名古屋 > 名古屋駅・名古屋城周辺 > 第2スターナゴヤのブログ詳細

宿番号:306544

名古屋駅から徒歩3分。チェックアウトは11時!全室NET接続可能

JR名古屋駅下車徒歩3分

第2スターナゴヤのお知らせ・ブログ

宿泊施設ブログ

  • 狼のまゆ毛のお話☆☆☆

    更新 : 2019/12/8 4:19

    むかしむかしある所に、爺さんが住んでおりました...

    ある年、爺さんは家と畑を大水で流されて、何もかも無くしてしまいました...

    それからは、家々を回って鍋を借り、鍋にこびりついた米粒を擦り取って喰うようになりました...

    ある時、それを村人達に知られてしまい、誰も爺さんに鍋を貸してくれなくなりました...

    爺さんは、冬の山に食べ物を探しに出かけましたが、空腹と寒さで木の下に倒れてしまいました...

    すると、北の暗闇からごそごそと、一匹の狼が現れました...

    爺さんは、驚きましたが、狼はそのまま去って行きました...

    すると、今度は東から別の狼が現れ、また通り過ぎて行きました...

    最後に、西から大きな青白い狼が真っすぐ爺さんの方にやって来て、爺さんの前で止まりました...

    爺さんは、狼に喰われる覚悟を決めましたが、狼はじいっと爺さんを見つめるばかりでした...

    やがて、狼の眉毛が光り始め、その中の一本が抜け落ちました...

    狼は「爺様、その眉毛で村人を透かして見てみろ、きっと良いことがある、

    だが、誰にも眉毛をやっちゃいかんぞ」と言って去って行きました...

    朝になる、爺さんは狼の眉毛を持って、村に降りました...

    爺さんは、田起こしをしている村人を、狼の眉毛で透かして見ました...

    驚いたことに狼の眉毛で透かして見ると、村人達が猿、豚、狐など色々な動物の姿に見えました...

    すると、そこに村の庄屋がやって来ました...

    庄屋は、爺さんに眉毛を借り、村人達や爺さんを透かして見ました...

    自分の姿も、爺さんに透かして見てもらいました...

    やっぱり、村人達と床屋は色々な動物に見え、爺さんだけが人間のままの姿に見えました...

    庄屋は、爺さんに山の神様がおりたに違いないと思い、爺さんを自分の家に連れて帰りました...

    爺さんは、村の守り神として庄屋の家で大切にされ、ひもじい目にあうことはなかったそうな...

宿泊のご予約はこちらから

料金・宿泊プラン一覧

お電話でご予約される場合は、宿泊プランをお選びください。