宿・ホテル予約 > 愛知県 > 名古屋 > 名古屋駅・名古屋城周辺 > 第2スターナゴヤのブログ詳細

宿番号:306544

名古屋駅から徒歩3分。チェックアウトは11時!全室NET接続可能

JR名古屋駅下車徒歩3分

第2スターナゴヤのお知らせ・ブログ

宿泊施設ブログ

  • 納豆のお話☆☆☆

    更新 : 2020/3/17 3:21

    むかしむかし、岩手では何年も日照りが続き、村人達は大変困っておりました...

    田も畑も枯れて、田んぼのあぜに植えた大豆だけが、村人達を飢え死にから守っておりました...

    そんな折り、戦が起こり、お侍が村人から食い物を出すように命令がくだりました...

    村人が最後にとっておいた米を、明日の昼までに陣屋に持って来るようにということでした...

    しかし、雑兵達の食い物まではありませんでした...

    可哀想に思った村人は、冬に食べるつもりの大豆を煮豆にして届けることにしました...

    そして、米はないがワラならいくらでもあるので、それに煮豆を包んで運ぶことにしました...

    力持ちのひょうろくが、矢に当たると危ないので鍋をかぶって出掛けていきました...

    真夏の暑い最中、鉄鍋をかぶってジリジリと暑いひょうろくは、もう何やら夢心地でした...

    道に迷い、眠くなって道ばたで眠ってしまい、その日はお地蔵さまのそばで寝てしまいました...

    次の朝、ひょうろくが歩いていくと、山の下で激しい戦をしているのが見えました...

    下まで来てみると、数え切れない雑兵の骸があり、ひょうろくは全員埋めて弔ってやりました...

    こうしてまた時間をくったひょうろくは、また陣屋に向かって歩いていきました...

    すると、途中の道の真ん中に、雑兵が一人倒れておりました...

    その雑兵は、空腹のあまり動けなくなり、その場へ置き去りにされてしまったと言いました...

    ひょうろくは、山ほどの荷物に雑兵一人を担いで山道を歩き、ようやく陣屋に辿り着きました...

    大将は御立腹でしたが、温かい湯気の出るにぎり飯を差し出すと、機嫌を直しました...

    ところが、そのにぎり飯は、暑い最中をのんびり来たため、とっくに腐っておりました...

    雑兵達は、煮豆も腐っているのではないかと思い、急いでワラの包みを開けてみました...

    すると、煮豆はネバネバとして糸を引いておりました...

    雑兵達はがっかりしながら、糸を引いた煮豆を食べてみると、それは大変美味でありました...

    驚いた雑兵達は、次々と腐った煮豆を食べ始めました...

    そして、ひょうろくに礼を言い、ひょうろくにも煮豆を食わせてやりました...

    これが納豆の始まりで、陣屋に納めた豆であることから「納豆」と言うようになったそうな...

宿泊のご予約はこちらから

料金・宿泊プラン一覧

お電話でご予約される場合は、宿泊プランをお選びください。