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火祭り(八幡祭り)
更新 : 2021/5/25 11:16
ようやく 風が暖かく感じられるようになりました。
今回は毎年4月に行なわれる八幡まつりをご紹介させていただきます。
八幡祭りは、4月14日(松明まつり)・15日(太鼓まつり)に行われています(16日にも宮司、巫女、各郷神約が出仕する須寺渡りと呼ばれる祭事があります)。
松明はヨシと菜種がらを材料に作られ、中には10mに及ぶ大きさの物もあり、火を付けながら手で振りかざす「振松明」や引きずりながら持ち込む「引きずり松明」、他にも「とっくり松明」「船松明」と呼ばれるものなど、大きさや形も多種多様にわたります。
各町によって作られる松明は、宮入と同時に持ち込むか、宵宮の前の日曜日から当日の夕刻までに所定位置に立て並べられます。
14日は午前中に大松明結い、昼から子供松明の奉火、19時より神役太鼓が宮入し、20時から上之郷の松明からその年に定められた順に火が放たれ夜空を焦がします。上之郷に続き下之郷の松明に火が付けられます。なかでも大房の松明は、寝かせた状態で持ち込み、30度ほど起こした状態の時に松明に火を付け、火の粉をかぶりながら竹で突き上げつつ松明を起こしていく姿は勇壮で、男らしさを感じさせられます。
現在では、大きな松明も珍しくはありませんが、見物客への期待に応えるため、また郷のその折りの勢いが気持ちの表れなどとなり、松明も大きくなっていったようです。過剰な競争が住民同士のトラブルを招くことがあり、江戸時代には京都町奉行所に訴訟になったこともありました。その際に松明の大きさは、葭(ヨシ)の大きさ程度に自粛するようにと度々申し渡されています(太鼓についても同様で、次第に大きなものを調えていったと伝えられています)。
15日は10時から例祭、14時30分から太鼓渡り宿入り、16時から大太鼓の渡りが行われます。この渡りも昔からの決まった順番で宮入りしますが、雨天の場合は、代渡りと称し役員と代表者で太鼓なしの渡りの時もあります。また、鳴らされる太鼓の打ち方は各郷に伝わるものとされています。
八幡祭りの言われは、西暦275年に近江の地に行幸された応神天皇が、現在の日牟禮八幡宮へ参詣される際に、琵琶湖岸に位置する南津田7軒の家の者が、ヨシで松明を作り、火を灯して道案内をしたのが始まりではないかと伝えられています。
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