今回、滋賀県守山市の琵琶湖沿いにあるります佐川美術館をご紹介します。
水に浮かぶ美術館として称され、建物の周囲が水の庭となり、水面に浮かんでいるように見えます。
周りの風景とも一体となった、とてもおしゃれで美しく、穏やかな空間です。

企画展にあわせて、時々訪れています。
今回はあいにく曇空でしたが、館内はさほど混雑することなく、ゆっくり楽しめました。

物流の佐川急便の創業40周年の記念事業に一環として平成10年に開館し、今回開館20周年を記念して『生誕110年　田中　一村展』が開催され、150以上の作品が展示されています。
奄美大島の風景画が有名ですが、今回は奄美大島以前に描かれた、作品も多く展示されていました。

館内には他に、日本を代表する芸術家である、日本画家の平山郁夫、彫刻家の佐藤忠良、
陶芸家の樂吉左衛門の作品が常設されています。

佐川急便は道を使用し、道に関連してシルクロードを題材として描き続けた、平山郁夫の作品が飾られていて、展示室にはソファーが置かれ、ゆっくり鑑賞できます。

地下の休憩スペース、展示スペースの樂吉左衛門の茶碗は、是非訪れてください。
異空間を感じ穏やかで静かな時間を過ごすことができます。

田中　一村展は、9月17日（月・祝）まで開催されています。

次回、10月６日〜１２月２日まで、『アートたけし展』が開催されます。
ご家族で楽しめる企画ではないでしょうか。