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  • 【清水の舞台から飛び降りる!】

    更新 : 2021/1/18 9:27

    こんにちは、皆さんは「清水の舞台から飛び降りる」ということわざをご存知でしょうか?
    思い切って大きな決断をすることを意味しますが、そもそも何故こんなことわざが広まったのか、本当に飛び降りた人がいたのでしょうか・・?

    高さは約12M、ビル4階建ての高さです。普通に落ちたら助かりそうにありません・・。

    当時の記録によると、江戸時代、実際に清水の舞台から飛び降りた人が234人いました。
    生存率は「85%」。意外と高い数字だと思ってしまいましたが、当時は舞台の下に木々が多く茂り、地面も柔らかかった為です。今は木々も薄く地面も硬いので生存率はもっと下がります・・。

    そして重要なのが「動機」です。なぜ命の危険をおかしてまで清水の舞台から飛び降りるのか。自殺志願だろうと思われがちですが、答えはその逆でした!
    大半の人が、

    『願いを叶えるため』に飛び降りたそうです。

    「観音様に命を預けて飛び降りれば、命も助かる上に願いが叶う」という民間信仰(迷信)があったのです。

    記録が記されていた「成就院日記」には、
    「自分の病気の治癒」、「母の眼病を治すため」、「暇がほしい」などの理由が書かれていました。

    更に気になるのが飛び降りた人の年齢です。若気の至りか10代20代の若者が7割程を占めていたのです。一番下の子は12歳だそうです! ナンテコト(゜o゜;
    若者はほとんど助かっていますが、60代以上は全員助からなかったらしいです。。

    飛び降りの風習は1872年(明治5年)に京都府が禁止令を出し、次第に収束していきました。。

    そんな様々な人の思いが渦巻く歴史を持つ清水寺。歴史を知ると同じ景色でもまた違って見えるかもしれません。観光の鉄板場所ですが、やっぱりオススメな場所です(^^)

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