宿番号:306913
清流を望む美肌の湯に癒され、美食に心躍る宿 彩つむぎのお知らせ・ブログ
キセキ(?)のキセキレイ
更新 : 2011/6/15 11:43
塩原って高原なんだなーと特に感じるのは夜。
外を歩くにはまだTシャツ1枚では寒い寒い。
うっかり出ちゃうと鳥肌が立ちます。
夕食後のホタル狩りは浴衣じゃ寒いので、1枚羽織る物をお持ち頂ければと思います。でも湯上りだと気持ちよい涼しさですよー。
熱帯夜とは無縁☆塩原☆
です。
昨日の昼間の出来事。
お客様のチェックアウトが済んで館内点検清掃と言う名の散歩をしていたら、外で妙にキセキレイが騒がしく鳴いていました。
キセキレイは彩つむぎのある場所で毎年巣を作って子育てをしているので、鳴き声は常に聞こえるのですが、今日は妙に騒いでるなぁ〜と何気なく従業員用の通路から外に出ました。
そこには地面を激しく飛び回る数羽のキセキレイが。
どしたんだ〜?と近付いたら、口をぱっくり開けたヘビがキセキレイに飛び掛った瞬間で。。。。
咄嗟に石を拾って、早く離してくれないと死んじゃうからああ!!とヘビに向かって投げたけど、必死になればなるほど石は変な方向に飛んで・・・合計20個くらい投げたんじゃないでしょうか。涙目になりながらもどうにか救出。(こういう時こそ冷静に行動できる大人になりたかった)
ヘビが離したモノを見たら、キセキレイの子供でした。巣から落ちたのか、飛ぶ練習に失敗したのか。まだ産毛も残っていてまだまだヒナといった感じ。
食べられる前に助けられて良かったよー!頑張ったねぇー!と涙目でハァハァ言ってる人間を前に、恐怖で動けない(多分この恐怖は私に対して)キセキレイの子供。次から次へと災難ですよね。可哀想に。
そんなヒナちゃんはどうなったか?
今は元いた巣の中で、親鳥から餌をもらって元気に鳴いています。
えー?そんな〜お礼なんて〜お気遣いなさらずに〜当然のことをしたまでですから〜♪
と、飛び回る親キセキレイに恩着せがましく念を送ってみたりしてね。。。
思いがけない形で、野生の生き物に出会える塩原。ヘビは勘弁して欲しいですが、間もなく親子で飛び回るキセキレイの姿が見られそうです。