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宿番号:308304

阿蘇の大自然に包まれた歴史と伝統の火野葦平ゆかりの宿

杖立温泉
JR久大本線日田駅よりバス杖立温泉行き40分九州大分道日田ICより国道212号線阿蘇方面へ約30分。

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    葉隠入門

    更新 : 2009/6/15 17:47

    先月お客様と「葉隠」議論をした。意気投合した私たちは青年時代に帰ったが如く夜遅くまで飲み歩いた。私は翌日所用のため旅館を空けていたそんな時にお客様は女将にくれぐれも宜しくと伝言を残しお帰りになっていた。挨拶もせず失礼をしたと思っていましたが早々にお礼の品が届き返って当方が恐縮した次第であった。その中に三島由紀夫著書「葉隠入門」がお手紙と一緒に添えてあった。
    私は以前「葉隠○○○」なる本を所有していたが度重なる水害で流してしまっていた。早々にページをめくり懐かしく読み始め「葉隠」とは何ぞや!と昔のことを思い出した・・・・・。

    小国弁で「ずうそ」(ずぼら、ルーズな意味)な私はブログが進まずこれと言った話題も無く困り果てていた。 
    「葉隠館」なんだか忍者が出てくるみたいですね、忍者屋敷ですかなどと、隠れるという字が忍者を想定するらしく良くお客様が口にしているのを耳にするたび「うむ」と笑っていた私でしたが葉隠館の意味を知らしめるべきだと考えた。

    そんな訳で三島由紀夫著「葉隠入門」の中から少しづつブログを書いていきたいと思う。

    「葉隠」という名は、本来は「葉隠聞書」という名であったものを、略して「葉隠」というようになったもので、その名はもとの編纂者である田代陣基の原本に書いてあったと云われている。しかし、この「葉隠」という名がどう云う意味であるかは、昔からいろいろと議論があって定説はない。

    いくつかの憶測のうちに、一つは西行法師の「山家和歌集」に「寄残花恋」(残花の恋に寄する)という歌があって、「はかくれに 散り止まれる花のみぞ 忍びし人にあふ心地する」という歌の意味をとったものであるとうい説がある。

    第二は、「葉隠」は元来陰の奉公を主にした自己犠牲を本位にしたものであるから、それを「葉隠」草庵で語りっ、聞きうつした聞書であると意味で、「葉隠」といわれたとうい説がある。

    第三には、著者山本常朝の草庵の近くに「はがくし」という柿があっので、その柿の名をとったのではないかという説がある。
                                           次回へつづく

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