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  • 【会津三十三観音めぐり】仏都・会津の民衆信仰

    更新 : 2018/7/17 13:17

    今日は会津三十三観音めぐりをご紹介します。

    かつて、会津は仏教がとても盛んで、奈良・京都・鎌倉・平泉と並び五大仏都と呼ばれるほど仏教文化が花開いた土地です。
    その歴史は平安時代の徳一上人までさかのぼります。
    空海・最澄がおこした新しい平安仏教に対し、奈良・南都仏教の代表者ながら会津磐梯山の麓、恵日寺を拠点にし、激しい論戦を展開。その激しさは最澄の寿命を縮めたとまで言われています。
    そんな徳一のおこした恵日寺はその後、最盛期には数千の僧兵をかかえ門前町を形成するなど、会津文化の中心として賑わいました。

    そして、今回ご紹介する会津三十三観音は江戸時代、女性を中心とした集団参詣の民衆文化として根付きました。
    江戸時代は伊勢参りをはじめとする、集団で神社仏閣に参詣した移動の時代でした。
    しかし、会津から伊勢に参詣するには、多額の資金と日数が必要です。繁農期に人手不足を招くうえ、誰もが行けるものではありませんでした。
    また、藩としては領外への資金流出を案じたとも言われています(諸説あり)。
    そこで会津藩の藩祖・保科正之が会津にも三十三所を定め、以来、江戸時代を通して一般の人たちの信仰や娯楽として発展しました。
    特に農村部の女性の間で人気があり、田畑の仕事がひと段落した七月ころに、仲間とともに三十三か所を巡礼して回ったと伝えられています。

    このような歴史をもつ会津三十三観音めぐりですが、2016年には日本遺産に登録されてからは、遠方からの参拝者も増えました。
    とはいえ、会津盆地全域に散らばる三十三観音、車でも回るのは大変です(当時は徒歩で五日かけたそう)。
    そこで参考にしたいのがモデルコースです。
    下記サイトで詳細、及びモデルコースが紹介されていますので、是非、参考にしてみてください。
    日本遺産 会津の三十三観音めぐり
    http://aizu33.jp/buddhism/

    会津には磐梯町の恵日寺の他、柳津町の円蔵寺や会津坂下町の恵隆寺など、名刹がたくさんあります。
    ※写真は第二十一番札所 左下り観音
    御朱印ブームなど、近年また仏教文化が人気です。会津でも寺院によって少しずつですが受け入れ態勢が整ってきております。会津の仏教文化にふれに、会津にお越しください。

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