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星野リゾート 界 加賀のお知らせ・ブログ
伝統の製法で今も守り続けている奥能登の塩
更新 : 2011/11/25 0:52
能登半島の一番先にある珠洲市では、昔ながらの製法で今も塩作りをしています。珠洲の海岸の地形や沖の海流によって、塩の旨味となる成分が多く含まれる海水がとれるそうです。「揚げ浜式」といって、砂浜に海水を撒きその海水をたっぷり吸った砂から精製する方法で、国の無形文化財に指定されているとのこと。もしかしたら、もうここでしか見られないかもしれませんね。
まさに手塩にかけて作られた能登塩を、白銀屋では夕食の懐石のなかで、揚げ物の付け塩としてお出ししています。食べられたお客様から、角の立たないまろやかな塩味が揚げたてあつあつの素材の旨味や甘みを引き出していると、お褒めの言葉をいただいたりします。
白銀屋では、美食家・北大路魯山人が愛飲したお酒「七本槍」をはじめ厳選した日本酒を取り揃えていますが、お酒を飲むときのあてとしてもおすすめです。
また、ちょっと新しい塩の味わい方としてご紹介したいのが、「塩サイダー」。ほんのり感じる塩気が炭酸と相まって爽快なのどごしです。お冷や(水)のように、食事と一緒に飲むのもいいですね。