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平家にあらずんば人にあらず〜平家の血筋を受け継ぐ家
更新 : 2012/2/23 19:44
上時国家、下時国家は、源平・壇ノ浦の戦いで敗れた平家一門のうち、「平家にあらずんば人にあらず」と奢った言葉を述べた事で知られる武将・平大納言時忠の末裔と呼ばれる時国家の豪壮な邸宅です。
両家とも約800年の歴史を受け継ぎ、現在に至ります。
その昔、壇ノ浦の合戦後、平家の武将・平時忠は能登に流され、この地に移り住んだとされています。
子孫の時国は平家であることを捨て、時国を姓として時国家を興してからは、困窮していた近隣の農村の救済を図り、この地を支配する豪農として長きにわたり繁栄し、江戸時代には天領、大庄屋として名字帯刀を許されたそうです。
また途中、分家した下時国家も繁栄し、今も時国家の家系は脈々と受け継がれています。
上時国家は平成15年に、下時国家は昭和38年に国指定重要文化財の指定を受けていて、 それぞれに持つ庭園も国指定の名勝に指定されているそうです。
もし車でご旅行の際は、ドライブがてらお出かけになってみてください。