普段見る機会の少ないレアなヨーロッパ映画を上映するイベント「EUフィルムデーズ2013」が6月25日・26日、金沢21世紀美術館で開催されます。

このイベントは全国22会場で、EU加盟国の大使館と文化機関が選定したヨーロッパの映画を一堂に上映する映画祭で、今回が11回目です。
ヨーロッパの映画製作者の多彩な才能や、EUが重視する文化の多様性が紹介されます。

金沢会場で上映するのは、アイルランド・ハンガリー・オランダ・オーストリアの4カ国のフィルム。
25日は、NYの高層ビルを造った移民労働者たちの物語を描いた「メン・アット・ランチ」（アイルランド・2012年・55分）と、ハンガリーの伝統舞踏をふんだんに盛り込み兄弟模様を重厚に描いた「死と乙女という名のダンス」（ハンガリー・2011年・106分）。
26日は、祖父の病を通して家族の絆について考える「旅の始まり」（オランダ・2011年・84分）と、少年院を仮釈放された少年が葬儀場での仕事を通して人生を振り返り、自身のルーツを探す「呼吸」（オーストリア・2011年・93分）。

普段見ることのできない希少な映画ですので、是非足を運んでみてはいかがでしょうか。