ブログをご覧の皆様、こんにちは。

今回は石川県白山市で2月に行われる、
文弥まつりについてご紹介させて頂きます。

文弥節とは、古浄瑠璃(人形浄瑠璃)の流派の一つで、
哀調を帯びた旋律が特徴です。
泣き節といわれて人気を博し、延宝から元禄期に流行しました。
それらは人形芝居と結びつき民俗芸能「でくの舞」として
およそ300年の歴史と共に現代に伝え残っています。

残存しているのは日本で4ヶ所のみ。
そのうちの１つが、石川県白山市の東二口歴史民俗資料館で
毎年2月に『東二口文弥まつり』として上演されています。

舞う人と「でく」と呼ばれる人形とが一体となって表現される様は、
素朴ながら力感に溢れており、
口上が進むうちに人形を舞う人が一体となり
劇中の人物になりきってしまうほどの迫力があります。

国指定重要無形民俗文化財にも登録されている東二口文弥まつり。
日本文化を体感できるこの貴重なお祭りを見に、
美しい雪景色の広がる冬の石川に訪れてみてはいかがでしょうか。

冬の魅力溢れる石川県へ、そして界加賀へ皆様是非お越しください！

【開催期間】
・2月11日（土）19時〜　
・2月12日（日）14時〜、19時〜
・2月18日（土）19時〜
・2月19日（日）14時〜
※上演時間：約２時間

【開催場所】
白山市東二口歴史民俗資料館
（住所：白山市東二口卯106-1）

【交通アクセス】
・車の場合：白山ICから国道157号線を南へ60分
・タクシーの場合：金沢駅から70分、松任駅から60分、
　美川駅から60分、鶴来駅から40分

【問い合わせ】
白山市観光課
TEL 076-274-9544