いつも界加賀のブログをご覧いただき、ありがとうございます。
二十四節気では雨水から啓蟄に変わるこの折、
日ごとに春らしい日も増えてきて、
外の空気もなんだか少しずつ変わってきたようです。
ここ加賀でも暖かい日と寒い日が交互に来ており、
まさに三寒四温の日々でございます。

本日は全界旅館でリニューアルするご朝食「ご当地朝食」のご案内です。
界加賀で提供するご当地朝食は「治部煮朝食」です。

治部煮とは金沢市の郷土料理で、甘辛く煮た鴨肉や鶏肉にとろみをつけ、
お野菜やお麩を一緒に煮たお料理です。
お召し上がりの際には、わさびをアクセントとして
溶かしながら頂くのも特徴です。

治部煮の名前の由来は
１．豊臣秀吉の兵糧奉行であった岡部治部右衛門が
　　朝鮮から持ち込んだことから
２．じぶじぶと具材を煮て作ることから
３．元来、野生の鴨肉を使用しており、
　　フランス料理のジビエの呼び方が変化したことから
と諸説ありますが、本当の由来は定かではありません。

一日の始まりに、郷土のお料理に舌鼓を打ち、
当時の生活に思いを馳せてみるのはいかがでしょうか。

界加賀スタッフ一同、皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。


【治部煮朝食概要】
・2017年3月12日朝食よりご提供致します。
（他界旅館につきましては下記URLをご参照ください）
http://www.hoshinoresort.com/information/release/2017/01/23451.html

・連泊のお客様は初泊、連泊でお料理内容が変わります。

・季節や入荷状況により食材が変わることがございます。

・お子様のお料理は別途ご用意しております。