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伊東パウエル 全室広々オーシャン・ビーチビュー&海辺の露天風呂のお知らせ・ブログ
フロントマンの独り言9/24
更新 : 2013/2/18 18:33
昨日9/24、大相撲秋場所千秋楽で大関『日馬富士』が横綱『白鵬』を破って2場所連続で全勝優勝したことにより、第70代横綱になることが決定的になりました。そこで今日は、伊東温泉七福神の1つ「福寿財宝の神・布袋尊」を祀る『東林寺』を紹介します。
東林寺は、もとは真言宗『久遠寺』として開基しましたが、伊東祐親が嫡子『河津三郎祐泰』を弔うため仏門に入り『東林院殿寂心入道』と称し、法名に因んで『東林寺』と改めました。
東林寺には、伊東祐親の嫡男『河津三郎』の墓と、その息子たちである曽我物語の主人公『曽我五郎、十郎』兄弟の首塚があります。
河津三郎は奥野の相撲で活躍し、現在の大相撲の決まり手『かわづがけ』にその名を残す、相撲界にとって非常に大切な人物です。昭和34年に横綱栃錦が東林寺で奉納土俵入りを行っており、相撲協会の時津風理事長が除幕した相撲碑があります。大相撲好きは1度行ってみる価値のあるお寺です。
その河津三郎は領地争いのもつれから相手方の遠矢に当たり死去。2人の遺児が母親の再婚先曽我家で成人し、富士の裾野で仇討ちを果たしたのが五郎、十郎兄弟の曽我物語です。歴史好きな方にもお薦めです。
伊東温泉七福神の1つ「福寿財宝の神・布袋尊」を祀る『東林寺』