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テラスガーデン美浜リゾートのお知らせ・ブログ
沖縄の高校生の織物・染物を見に行きませんか?
更新 : 2016/1/25 21:19
はいさい!「琉球ナビゲーター」の儀間です。
1月18日の当ブログでご紹介させていただきました「沖縄の雪」ですが、、、
降りましたね。ついに!!ただし、霙ですが、、、
しかし、今日、とりあげるのは、雪(霙)ではなく、いささか個人的な話題です、、、
私の母校、首里高校には、全国でもめずらしい「織物」と「染物」を勉強する「染織デザイン科」というコースがあります。
沖縄は「染物」、「織物」の聖地でして、全国から多くの職人さんや作家さんが訪ねてくる場所でもあり、
学生らはその沖縄の「織物」と「染物」を学習します。
その学生生活の集大成が、明日(1/26)から始まる「そめおり展」で、今度で56回目となる歴史のある展示会です。
第56回 そめおり展
沖縄県立首里高等学校 染織デザイン科 卒業作品展
10:00-19:00
那覇市民ギャラリー(沖縄県那覇市久茂地1-1-1 パレットくもじ)
1月31日まで(最終日17:00まで)。
数年前、この展覧会でとてもステキな場面に遭遇しました。
女生徒が「おばあちゃん」を案内し、自分の作品を説明しているところでした。
「おばあちゃん」は作品をまぶしそうに見たあと、女の子に向かってニコニコとその子の頭をなでながら、
「3年間よくがんばったね。えらいねー」。
その一言で女の子は泣き出してしまいました。
私は沖縄の伝統工芸が好きで、人間国宝の作品や琉球王朝時代、王族がまとっていた衣裳を多く見ました。
彼ら、彼女らの作品は、これらの名品と比べると技術的にはまだまだですが、
作品ひとつひとつに彼ら、彼女らがつけたキャプションからは、作品に対するとても熱い思いが伝わってきます。
伝統的な技法、モチーフを学習しつつも、それにとらわれることなく、自由でまったく新しい試みが随所にあらわれていて、
その柔軟な発想に驚かされます。
如何ですか?
国際通りの散策の途中、高校生が製作した情熱あふれる「織物」、「染物」を見に行きませんか?
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