宿番号:310093
テラスガーデン美浜リゾートのお知らせ・ブログ
私も得意なほうではありませんが、、、
更新 : 2016/3/21 13:57
はいさい!「琉球ナビゲーター」の儀間です。
ところで、、、「ハブ」は好きですか?
あの毒を持った蛇です。ほとんどの方は苦手としているかと思いますが、
今日はそんな「ハブ」について。
世界遺産の「識名園」をお客様にご案内していると、あちこちに「ハブに注意」という看板があるので、
「大丈夫ですか?」と不安気に聞かれることがあります。
50年以上生きてきて、私はまだ野生のハブに遭遇したことはありません。
お客様には「北海道のヒグマと同じだと思いますよ。普通に生活している限り、ハブに遭遇することはほとんどありません。」と、答えます。
もちろん、墓地や石垣、草むらなど、ハブが多くいるところに近づかないなど、十分の注意は必要ですが。
ご年配の方の中には、昔沖縄を訪れた時、「ハブとマングース対決」を見た方も多いかと思います。
「ハブ」の駆除のため明治時代に沖縄に持ってこられて、野生で繁殖されはじめました。
しかし、「ハブ」は夜行性、「マングース」は昼活動する動物、自然界では、この2匹はほとんど出会うことがありません。
さて、自然界ではほとんど出会わない、この2匹をむりやりにひとつのゲージにいれて行われていたのが、「ハブとマングースの対決」。
沖縄のハブがなかなか入手できないため、台湾から「タイワンハブ」を輸入して行っていた施設もあったようです。
困ったことに、その施設から「タイワンハブ」が大量に逃げ出し、野生化して増えているようです。
この「タイワンハブ」、気性がさらに荒く、従来の沖縄の「ハブ」をどんどん追いやって、繁殖地を広げているようです。
沖縄のハブは住処を追われて年々減少しているようです。
県立博物館で「ハブ」について解説を聞いた時に、学芸員の方が、「あまりハブをいじめないでくださいね。」と言っていました。
最後に、現在「ハブ」に関するイベントが行われていますので、そのご紹介。
東村立「山と水の生活博物館」で開催中の「ハブ展」。
毎週日曜日には「ハブ」の試食や「ハブ酒」の試飲が行われます。
「ハブ酒」は飲んだことあるのですが、「ハブ」の肉の味ってどんなんだろう?
ちょっとだけ、ほんとうにちょっとだけ興味があります。
3月31日までですので、試食体験は「27日 日曜日」が最後のチャンス!!
私どものホテルからはちょっと遠いのですが、めったに出来ない体験です。
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