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テラスガーデン美浜リゾートのお知らせ・ブログ
ちょっと変わった沖縄のお祭りのご紹介
更新 : 2017/5/15 18:40
はいさい!「琉球ナビゲーター」の儀間です。
沖縄には、旧暦5月4日に各地で行われる船のレース「ハーリー」やギネス級の巨大な綱の那覇大綱引きなど、
独特なお祭りが多いのですが、今日ご紹介するのは、沖縄では珍しく神輿が登場するお祭りです。
沖縄でもっとも由緒ある神社である那覇市の「波上宮(なみのうえぐう)」の例大祭にあわせておこなわれる「なんみん祭」です。
「なんみん」とは波上宮を人々が親しみをもって言う言葉です。
5月16日の宵宮から始まり、おみこし行列がある5月21日が最も盛り上がります。
21日の朝、神事の後、午前10時に那覇市の西の端の海岸にある波上宮を出発した神輿は
1時間ほどかけて那覇市の中心、国際通りの入り口パレットくもじ前広場に到着します。
神輿には、空手の演武の人や沖縄独特な獅子舞、沖縄の盆踊りエイサー、
波上宮近くの花街に伝わるじゅり馬という芸能などをおこなう人も一緒に行列に参加し、
目的地であるパレットくもじ前広場に到着すると奉納演舞が行われます。
この日(5月21日)の見どころはもうひとつ、波上宮に隣接する公園で行われる「全島沖縄角力大会」です。
沖縄角力とは柔道着に似た服を着て行い、四つに組合った状態から取り組みが始まります。
勝敗は相手の背中を地面につけた時点で決まります。一応土俵がありますが、土俵を割っても負けにはなりません。
沖縄では時々、大会が開催されていますが、なかなか見る機会は無いかと思います。
そのほか、20日と21日には色々奉納演舞がありますので楽しめるかと思います。
沖縄のお祭りの中でも少し独特な、どちらかと言うと本土のお祭りに近い「なんみん祭」、楽しいですよ。
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