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テラスガーデン美浜リゾートのお知らせ・ブログ
沖縄の風景(住宅編)
更新 : 2017/6/16 20:19
はいさい!「琉球ナビゲーター」の儀間です。
お客さまをご案内している時、沖縄の住宅についてご説明させていただくことが多くあります。
なんといっても、沖縄の住宅の最大の特徴は、ほとんどの家の屋上に水道タンクが設置されているということです。
大きな川が無い沖縄では水不足で毎年のように断水がありました。その対策として家々に水道タンクが設置されたのです。
今では大きなダムがたくさん作られ、断水はずいぶん減りましたが、家を作る場合、ほとんどの方が水道タンクを取り付けます。
家々の水道タンクを見ると「あぁ〜、沖縄だな」と感慨にふけってしまいます。
もうひとつは窓についてです。
高温多湿の沖縄では風を屋内に取り込むため、窓を大きくつくります。
その窓にはアルミの柵が取り付けられたものが多くあります。これは防犯が目的ではありません。
台風で飛ばされたものによって窓が割れるのを防ぐものです。いかにも沖縄らしい理由ですよね。
台風に備えるといえば、
以前の木造の家だと、大きな台風の場合、風が吹き付けると家がガタガタ揺れ、本当に怖かったものです。
最近、木造の家はほとんど見られなくなりました。ほとんどがフラットな屋根のがっしりとした鉄筋コンクリートの住宅に変わってきました。
大きな台風が来ても、風による住宅の被害はほとんど無くなりました。
家の作りはその地域の風土に左右されます。ご自身の住む地域と沖縄の家々を比べながら、のんびり路地を散策するのも楽しいですよ。
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