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テラスガーデン美浜リゾートのお知らせ・ブログ
さよなら平成、さよなら那覇市公設市場
更新 : 2019/4/27 20:02
はいさい!「琉球ナビゲーター」の儀間です。
特別なゴールデンウィークが始まりましたね。
国際通りの近く、沖縄県民にも観光客にも愛されてきた「那覇市牧志公設市場」が今年の6月16日をもって閉鎖されます。
現在の市場から100mほどの距離の仮設市場で7月1日から営業を再開し、
2020年度には現在の場所に新しい公設市場が開業する予定です。
1972年の沖縄県の復帰の年に建てられた趣のある建物はあと2ヵ月ほどで閉鎖されてしまいます。
今年のゴールデンウィークはこの市場に行ってみませんか?
市場本通りから入ると中央にエスカレーターがあります。私の記憶では1972年当時、
那覇市(多分沖縄県内)でエスカレーターが設置された建物は当時三つあったデパートだけだったと思います。
それだけモダンな建物でした。
エスカレーターを挟んで左側が鮮魚部、右側が精肉部、通路の両側にぎっしりと小売店が軒を並べます。
「ヤシガニ」や「ブタの顔」など、他の地域では見られないようような食材が目をひきます。
二階にあがるとアジアの一角のような雑然としたスペースにオープンなレストラン(食堂)がずらりとあり、
店員が客引きに余念がないのでどこに入ろうか迷います。料理も一階の鮮魚や肉を使ったものから、
沖縄そば、沖縄料理と目移りするほどの数がありメニューを見るのも楽しいです。
建物の周辺にも屋台のような店舗でフルーツなどが販売していたり、久高島でとれたウミヘビの燻製などがぶらさっがていたり、
興味がつきない場所です。
あと二カ月ちょっと、この風景は今しかみることができません。
ゴールデンウィークはちょっと時間をとって「市場」の最後の姿を目に焼き付けに来ませんか?
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