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沖縄の世界遺産のご紹介5:首里城跡(その7)
更新 : 2020/4/4 13:52
はいさい!「琉球ナビゲーター」の儀間です。
世界遺産「首里城跡」も7回目になりました。
今回は正殿前からスタートです。
首里城正殿には33匹の龍が住むと言われています。
まず、唐破風の屋根に焼物製の龍がこちらを睨んでいます。その下羽目板中央にメラメラと赤い炎に囲まれた金色の桃のようなものがあります。
これはあらゆる願いをかなえてくれる宝物で「火炎宝珠」と呼ばれている珠です。
正殿正面に描かれた龍はこの珠を採ろうと腕を伸ばしています。
正面中央の2本の朱塗り柱に描かれた龍の突き上げた腕を見ると「珠」を握っています。握られている珠が火炎宝珠です。
正面石階段の両脇にそびえたつ石造りの龍もよく見ると「珠」を握っています。
まさに「火炎宝珠」は「ドラゴンボール」なんですね。
その他の建物を見てみましょう。
正殿を背にして右側の建物が「北殿」、左側が「南殿・番所」です。
北殿は朱塗りの建物で通常時は役所として使用され、賓客を招いての宴にも使われました。
南殿は白木づくりの建物です。こちらも通常は役所として使用されていました。
一見してわかりますが、北殿は中国風、南殿は和風の印象を受けます。その通りで、北殿では中国皇帝の使者を招いての宴が催され、
南殿では日本(主に薩摩藩)からの客をもてなす場所として使われました。
南殿から建物の中に入っていきましょう。
復元後、どのようになるかは不明ですが火災前は収蔵品などの展示施設として使用されていました。
階段で二階部分へ登ります。何殿の背後には国王や皇太子が日常の執務を行った部屋があります。
ここについてはまた次に紹介しますね。
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